【2022クロップ★】農園 [Santa Maura・Ometepe - PACAMARA(パカマラ)]
パカマラ
サンタマウラ農園「Ometepe」
サンタ・マウラ農園はパカマラ種やその他の種類のコーヒーを栽培している自然の楽園です。この農園はニカラグア北中部ヒノテガ地区にある100年以上の歴史を持つニカラグアでも最も古くからある農園のひとつです。この地区では多種多様の生物が生息し、気候も一年を通して18~23度と安定しており、年間でも8カ月間程雨期があり、コーヒーの栽培には非常に適しています。
ニカラグア国内の他の地域同様、サンタ・マウラ農園でもコーヒーはシェードツリーの下で栽培され、柑橘類やバナナ、カカオといった植物と一緒に栽培されているのでコーヒーに特徴的なアロマや風味を与えてくれます。サンタ・マウラ農園では全てのコーヒーが区画分割され、40ヘクタールの小さな農園で小ロットのスペシャルティコーヒーを大事に栽培しています。今回はサンタ・マウラ農園の中にあるオメテペ農園のパカマラ種のコーヒーをご紹介させていただきます。
パカマラ種は、マラゴジッペ種とパーカス種の交配種です。
比較的生産性の低いマラゴジッペと、病気や害虫に強いパーカス種と
掛け合わせることにより生産高を上げました。
味に関しては、チョコレートっぽい風味が特徴であるマラゴジッペにアプリコットっぽい
酸味を有するパーカスが加わり、とてもフルーティーな味わいになりました。
従来のパカマラ種の常識を覆す、ニカラグアのパカマラは果実のようです。
収穫時期には1000人以上がコーヒー手摘みしにここで働きます。サンタ・マウラ農園は約1000ヘクタールありますが、その中でもコーヒーを栽培しているのが420ヘクタール、その他は牧場や農園として使用されています。またここで働く家族の子供たちが通学できる学校や家族が無料で利用できる小さな病院も農園内にあります。
このサンタ・マウラ農園による労働者たちへのこういった配慮も、サンタ・マウラ農園からコーヒーを輸入する弊社との取引の一部です。ですから、お客様が愉しまれる一杯のコーヒーもコーヒー農園で働く方々にしっかりと還元されているのです。
[正式名称]SANTA MAURA PACAMARA スペシャルティー(コーヒー)
[品種]Pacamara種
[収穫時期]11月-3月
[標高]1,050 ~ 1,350メートル
[地域]ヒノテガ県 (ニカラグア)
[農園名]HACIENDA SANTA MAURA 農園 OMETEPE
[農園主]JORGE CHAVEZ (ホルヘ・チャベス)氏
[カッピングノート]オレンジを感じさせる味、しっかりとしたボディ、フローラルの香り
[生産工程]完全洗浄(フルウォッシュ)
[1袋]35kg/Bag
※弊社のコーヒーは全てグレインプロ梱包しておりますので、常に豆をフレッシュな状態で保存しておくことができます。